ブルーベリーファームきたら

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ブルーベリーの剪定

不要な枝を切ったり、枝の量のを調整することを剪定といいます。
植物は、適切な剪定をすることで元気になり、病害虫を予防できる効果もあります。
また、樹形を整えるためにも剪定を行います。

ブルーベリーの剪定では、樹形を整えたり病害虫を防ぐことの他に、
枝の若返りをさせることで実がつきやすいようにする目的があります。
剪定をしなくても実はなりますが、より大きな果実をしっかり収穫するには剪定が必要になります。

休眠期、開花期、果実肥大期、収穫期、紅葉期があります。
品種により多少ズレますが
3〜4月に開花し、その後果実ができ
6〜8月に収穫期を迎えます。
10〜11月に紅葉した後 落葉し、
12〜3月から休眠期に入ります。

剪定の時期は、
休眠期に花芽の量を調節したり不要な枝を取り除きます。
その中でも2月から3月中旬までが適切な時期です。

まずは、夏の剪定についてです。
4月頃から6月頃までの第一次伸長期に伸びすぎた新梢を
調整することをいいます。
伸びすぎた新梢をそのままにしておくと、
枝分かれが悪くなり翌年の花の量が
少なくなってしまいます。

具体的には、根元からまっすぐ伸びた枝を剪定します。
2/3ほど残し剪定します。
勢いの弱い枝や、きれいに枝分かれしてる場合は
手入れする必要はありません。

7月頃に、またまっすぐに強い枝に伸びているようなら
同じように2/3程度残して剪定します。

剪定のコツを見つけたので書いておきます。

1.花芽の数を調整する。
たくさん果実がなると若い株だと木が弱ってしまいます。

2.風通しを意識する。
株の中に風が通るように、株の内部にも太陽の光が届くことを意識して剪定してください。

3.枝の伸びる方向を推測する。
樹形をきれいに整えることを意識します。
枝が外側に伸び伸びていくように意識してください。